先日のブログで、「あるブツ（物）が届いた・・・！」という記事を書きましたが、


その正体は、こちら・・・








ケロシンランタンのＴＩＬＬＥＹ　Ｘ２４６Ｂでした～！！







ＴＩＬＬＥＹ（ティリー）ランタンは、イギリスを代表するランタンの基礎を築いたランタンと言われています。

イギリス製ランタンと言えば、『Tilley（ティリー）』　『VAPALUX（ヴェイパラックス）』　『Bialaddin（バイアラジンン）』ですが、全てはティリーランタンから始まったそうです。



今回、私が購入したティリーランタンはＸ２４６Ｂというものですが、初期の物はＸ２４６Ａでした。

この２機種の違いは、グローブフレームがＡは３本に対して、Ｂは２本（Ｂでも初期の物は３本の物もあります）になっています。

またフレームがタンクに直でネジ閉めされているのがＡで、ネジで直付されていないのがＢです。


それでは、私が購入したTilley（ティリー）Ｘ２４６Ｂをご紹介します。





　

　
　
まず初めに、箱を開けるとベンチレーターと漏斗が見えています。






全てを取り出すと、





こんな感じで、本体・ベンチレーター・ベイル・プレヒートトーチ(瓶付)、漏斗、取説（英語）が入っています。（ベイルを写真に入れるのを忘れました）


プレヒートトーチはこちら。




点火の前に、アルコールを含ませヴァポライザーに取り付けてプレヒートします。


本来この瓶にアルコールを満たして、そこにプレヒートトーチを漬け込んでアルコールを含ませるんですが、たぶん私は使用しないと思います。






漏斗はプラスティック製です。




多分これも使用しないと思います( ´∀｀ )



で、肝心の本体がこちらです！





Tilley（ティリー）Ｘ２４６Ｂのブロンズです。





中古ではなく未使用のデットストック品ですので、傷などもなくピカピカの状態です。


ベンチレータ部分。





ベイルの取り付け部分ですが、ベイルがベンチレーターに緩衝しているように見えますが、実はベンチレーターは本体に乗せているだけですのでベイルを取り付けることによって外れなくしています。（私見ですが）





グローブ部分。






タンク部分。








ブロンズ・・・　いい色ですね～(^▽^)/

赤も欲しかったんですが、赤はコールマンの２００Ａが沢山あるので、あまり見たことが無いブロンズを選びました。








タンクの裏には「１７８」と刻印されていますが、これが何を意味するかは不明です。

どなたかご存知の方がいらっしゃれば教えてくださいm(__)m

（追記　：　その後、調べたところやはり製造年月日らしいく、1978年１月の製造と思われます）


バーナー部分。

ベンチレーターと一体になっています。





この辺はVAPALUX（ヴェイパラックス）と同じですね。






どのパーツも綺麗で、かなり状態は良いようです(^▽^)/




全体の状態は確認できましたので、次に点火テストをしたいと思います。

未使用のデットストック品といっても、かなり古いものになるので必ず点火できるということはありません。



まずは、マントルを取り付けます。

ティリーの専用マントルも売っていますが高いので、代用マントルを使いたいと思います。

それがこちら。





キャプテンスタックランタン用のマントル（Ｌ）です。


これをバーナー部分に取り付けます。








取り付け完了です。

ちょっと大きいような気もしますが・・・



次に燃料（ケロシン）を入れます。


燃料はポンプ部分から入れますので、まずポンプを外します。








外れたら給油します。








次にプレヒートです。

プレヒートトーチにアルコールを注ぎ、十分に浸みこませます。








準備ができたら、ヴァポライザーに取り付けて点火しプレヒートを始めます。





今回は新しいマントルを付けたばかりなので、同時にマントルの空焼きもします。







そして、プレヒートを充分したら点火します。


プレヒートトーチに火が残っている状態で、ノブを開けてポンピングします。




するとマントルから燃料が噴出し点火します。





様子を見て炎上しないようであれば、ポンピングを５０～６０回ぐらいすると明かりが安定します。








問題なく点灯しました(^▽^)/

１時間ぐらい点灯させましたが、安定した明かりが続きましたので異常はないようです。

これで一安心ですね。




あっ、そうそう私が所持しているほかのランタンと同じようにベイルによるタンクへの打痕がないように、こんなものを巻きました。





これでベイルによるタンクへの傷などが防げます。





時間があったので、VAPALUX（ヴェイパラックス）も点灯してみました。





両方ともいい感じですね～！





灯りを比べると、ティリーの方がオレンジ色が強く、逆にヴェイパラックスは白っぽいです。



（やっぱりマントルが少し大きかったです）


明るさは、白っぽい分ヴェイパラックスの方が明るく感じます。







最後にティリーの消灯方法ですが、まずはポンプ部分を緩めて圧を抜きます。





圧が抜けて消灯を確認したら、ノブを閉めて完了です。





いかがでしたでしょうか、Tilley　Ｘ２４６Ｂ。


以前から欲しかったランタンでしたので、いいものが手に入って満足しています(^▽^)/





しかし・・・　　　またランタンに手を出してしまいました～(;´･ω･)



毎回、これで最後にしようと思っているんですが、ついつい買ってしまいます・・・




いったいどこまで続くか、このランタン沼・・・







次回を、ご期待くださ～い（笑）










以上でした～。





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