圧力式ケロシン系のランタンの代表格と言えば、ペトロマックスとヴェイパラックスがあると思います。
　


ペトロマックスの点火方法については以前ご紹介しましたが、今回はヴェイパラックスの点火・消火方法をご紹介したいと思います。



私が所有しているヴェイパラックスはこちら、








Vapalux (ヴェイパラックス) M320 アーミーです。


２００４年の製造のものです。




このランタンについては以前にもご紹介させていただきましたが、ヴェイパラックスはイギリスで生まれた圧力式灯油ランタンで、光量も十分あり燃焼音も静かで、コールマンやペトロマックスとはまた違った趣がある、ブリティッシュデザインのオシャレなランタンです。


ヴェイパラックスのご紹介記事は、こちらから どうぞ！



それでは早速、ヴェイパラックスの点火・消火方法をご紹介します。




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まずは点火方法から。


本当はマントルの取り付け方からご紹介したかったんですが、以前付けたマントルがまだ使えますので今回は省略します。

　　




ちょっとだけ紹介しますと、ヴェイパラックスのマントルは両切りのマントルです。


純正のマントルはかなり高価なので、キャプテンスタッグなどから販売されている両切りのマントルを代用する方が多いです。







私は、SOTOのマントルキャプテンスタッグのガスランタン L用マントルを代用しています。




点火方法に戻りまして、燃料（ケロシン）をタンクの８分目まで入れます。




これは、ほかの圧力式のランタンなどと一緒ですね。



次に、燃料キャップの上にある圧力調整ネジを緩めて開放します。





同じくバルブも開放しておきます。





これで、予熱前の準備は完了です。



次にアルコールを使って予熱をします。


ちなみに、私の使っているアルコールはこちらです。






まず、予熱皿にアルコールを注入します。





予熱皿いっぱいに入れます。





そしてアルコールに点火します。






予熱皿のアルコールが少なくなり、




炎が弱くなってきたら、緩めておいた圧力調整ネジを閉め１０回ほどポンピングします。






マントルに点火したら明かりが安定するまで待ちます。







その後、明かりが安定したらさらに３０回ほどポンピングし点火は完了です。




安定した良好な点火状態です。



ここで注意することは、ポンピングの回数は通常多くても40回程度（満タン時）がいいようです。

過度なポンピングをすると、オーバーポンピングとなりヴァポライザーの寿命を縮めてしまうようです。

また、暗くなった場合は適時ポンピングし常に全開での燃焼を心掛け、圧力を下げるなどして暗い状態のままの使用にならないよう注意が必要です。




消火方法は、まず圧力調整ネジを開放します。






そして、マントルの明かり（燃焼）が消えたらバルブを閉じます。






これで消化は終了です。

消火方法はペトロマックスHK500などと同じですね。




いかがでしたでしょうか。



燃焼系ランタンにはコールマンやペトロマックス、ヴェイパラックスなど各種のランタンがあり、点火・消火方法も様々あります。



ひとつひとつ覚えるのは面倒ですが、慣れてしまえばそんなに難しくはないので面倒ではなくなると思います。



特にケロシンランタンは、使い込むほどに愛着が湧いてきますので最高の一台になると思います。







おしまい。





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